そうそう自傷行為とかいうとあれだよ

リスカなどと言えば、まぁ、一般にはメンへル系なイメージなのだけれど。実は真逆に思える「パンク」のアイコンでもある。

セックス・ピストルズの伝説的ベーシスト、シド・ヴィシャスがライブ中に刃物やガラスの破片で自分の身体を傷付け血を流したことは余りに有名なエピソードです。
やはり、私たちは彼らの精神的伝統を継ぐためにも、この恐るべきパフォーマンスにも果敢に挑戦しなければならないでしょう。

完全パンクマニュアル

いや、引用元が少しおかしい気はするが、分かりやすいからOKってことでw

で、シドなんかがステージ上でやってた自傷と、今のいわゆるメンへル系の自傷との間にはかなりの違いがあるんだけど。でも全くつながっていない訳でもない。」*1

その「繋がり」ってのが非常に気になる。

結局何かっつうと、こうやってパフォーマティブになされる自傷の例をさらっと見ただけでも、その行為のなかで単に心理的なモノに還元できない部分を感じる訳だ。まぁ一般人の自傷行為をシドやマリリンマンソンと単純に並べられはしないけども。「何故」自傷行為が行われるかではなく、「どのように」自傷行為が行われるかを考えることに、社会的な意味があるんじゃないだろうか。

*1:http://gendai.net/contents.asp?c=051&id=402にあるように、椎名林檎や、マリリンマンソンなんかも一つ